年賀状といえば家族写真入りのものが定番ですが、最近はあえて「文字だけ」の年賀状を選ぶ人が増えているのをご存知でしょうか?
「写真写りの良い画像がない」
「子供も大きくなったし写真は卒業かな」
「仕事関係の人にも出すから落ち着いたものにしたい」
理由はさまざまですが、実は文字だけの年賀状は、デザイン次第でとても知的で洗練された印象を与えることができます。
今回は、手抜きに見せず、むしろ「センスがいい」と思わせる文字だけの年賀状の作り方や、そのまま使える文例をご紹介します。
年賀状を「文字だけ」にするメリットとマナー
「写真がないと寂しいかな?」「手抜きだと思われないかな?」と不安になる必要はありません
文字中心の構成には、大きなメリットがあります。
ビジネスや目上の方へは最高の礼儀
本来、年賀状は新年のご挨拶状です。
古くからのマナーでは、文章できちんと挨拶をすることが最も丁寧とされています。
特に職場の上司、取引先、恩師などに対しては、子供やペットの写真入りよりも、美しい文字で整えられた年賀状の方が誠意や知性が伝わり、好印象です。
プライバシー保護や「SNS疲れ」への配慮
昨今は個人情報の観点から、子供の顔写真を不特定多数に送ることを控える家庭も増えています。
また、SNSで友人のキラキラした投稿を見るのに疲れている人にとっても、文字だけのシンプルな年賀状は、スッと心に入ってくる心地よさがあります。
地味に見せない!文字だけの年賀状をおしゃれにするコツ
写真がない分、デザインの善し悪しが全体の印象を左右します。
以下の3つのポイントを意識するだけで、グッとおしゃれになります。
1. 「フォント(書体)」にこだわってデザイン性を高める
文字が主役のデザインでは、フォント選びが重要です。
- 筆文字・行書体:伝統的で格調高い印象。目上の方やビジネス向け。
- 明朝体:知的で繊細な雰囲気。大人っぽいシンプルデザインに。
- 手書き風・ゴシック体:親しい友人向け。カジュアルでポップな印象に。
賀詞(「謹賀新年」や「あけましておめでとう」)を大きく配置し、タイポグラフィ(文字デザイン)として見せるのがトレンドです。
2. 「余白」を活かしてシンプル&モダンに
文字をギチギチに詰め込むのはNGです。あえて「余白」を大きく取ることで、現代的でモダンな雰囲気になります。
白い背景に、黒や金の文字だけで構成されたデザインは、潔く、受け取った人の目を引きます。
3. 紙質や干支のワンポイントで高級感を
全面印刷ではなく、干支のイラストを小さくワンポイントで入れたり、和紙のような質感のあるハガキを選んだりするのもおすすめです。
箔押し(金や銀の加工)が入っているタイプを選べば、写真がなくても十分にお正月らしい華やかさを演出できます。
文字だけだからこそ大切!心を掴む「一言メッセージ」文例集
文字だけの年賀状の場合、印刷された定型文だけでは少し冷たい印象になってしまうことも。
空いたスペースに、手書きで「一言」添えるのが最大のマナーであり、相手を喜ばせるポイントです。
【友人・知人へ】親しみやすさと近況報告
- 「久しぶり!元気にしてる?今年こそゆっくりランチでも行こうね」
- 「こちらは相変わらずバタバタ過ごしています お互い健康第一でいこう!」
- 「新しい趣味を始めました 今度会った時に話を聞いてください」
【親戚へ】健康を気遣う温かい言葉
- 「寒さ厳しい折 お風邪など召されませぬようご自愛ください」
- 「ご無沙汰しておりますが 皆様お変わりありませんか」
- 「今年のお正月は帰省を見送りましたが また暖かくなったら顔を見せに行きます」
【ビジネス・上司へ】日頃の感謝と抱負
- 「旧年中は温かいご指導をいただき 心より感謝申し上げます」
- 「本年は〇〇プロジェクトの成功に向けて より一層精進して参ります」
- 「〇〇部長の益々のご活躍をお祈り申し上げます」
まとめ:文字だけの年賀状で、真心伝わるお正月を
「年賀状は文字だけ」という選択は、決してネガティブなものではありません。
むしろ、言葉の力を借りて、相手への敬意や思いやりをストレートに伝えられる素敵な方法です。
- フォントや余白にこだわる
- 相手に合わせた一言を手書きする
2025年の年賀状は、シンプルだからこそ心に響く、大人の一枚を送ってみてはいかがでしょうか。

