12月に入ると、お世話になった方から「お歳暮」が届くことがあります。
感謝の気持ちを受け取ったとき、ふと悩んでしまうのが「お礼のマナー」ではないでしょうか。
「電話やメールだけで済ませていいの?」
「ハガキを書くなら、どんな文章がいい?」
「お返しは必要なの?」
お歳暮のお礼は、対応の早さが命です。
今回は、お歳暮を受け取った際のお礼のマナーと、コピペして使えるシチュエーション別の例文をご紹介します。
お歳暮が届いた!まずやるべき3つのステップ
お歳暮が届いたら、以下の手順で対応するのが基本のマナーです。
1. まずは「届きました」の連絡(当日〜翌日)
配送トラブルがないことを知らせる意味も含め、品物が届いたらすぐに連絡を入れましょう。
親しい間柄やスピード重視のビジネス関係であれば、まずは電話やメールで「届きました、ありがとうございます」と伝えます。
2. 正式な「お礼状」を出す(3日以内)
電話やメールはあくまで略儀(簡易的なもの)です。
目上の方やビジネスでお世話になっている方へは、電話のあとに封書やハガキで「お礼状」を送るのが最も丁寧で正しいマナーです。
遅くとも品物が届いてから3日以内、どんなに遅くても1週間以内には投函しましょう。
3. 原則として「お返し」は不要
お歳暮は「目下から目上へ贈るもの」という前提があるため、基本的にお返し(返礼品)は必要ありません。
「お礼状」を送ること自体が、お返しの役割を果たします。
どうしても品物でお返しがしたい場合は、いただいた金額の「半額〜同額程度」の品を選び、「お歳暮」ではなく「御礼」や「寒中見舞い」というのしを付けて贈りましょう。
【相手別】そのまま使える!お歳暮のお礼状・メール例文
ここからは、実際に使える例文をご紹介します。
季節の挨拶(時候の挨拶)は、12月上旬〜中旬を想定しています。
1. 【ビジネス・上司】基本のフォーマルなお礼状
目上の方や取引先へは、手書きのハガキか封書がベストです。
件名:お歳暮の御礼(メールの場合)
拝啓
師走の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は多大なるご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、本日はご丁寧なお歳暮の品(※具体的な品名を入れるとより良いです)をお送りいただき、誠にありがとうございました。
立派なお品物を頂戴し、恐縮に存じます。社内一同で美味しくいただきたく存じます。寒さ厳しき折、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
略儀ながら書中をもちまして、歳末のご挨拶と御礼を申し上げます。敬具
令和〇年十二月〇日
(あなたの名前・会社名)
2. 【親戚・知人】少し柔らかいお礼状
親しい間柄であれば、堅苦しすぎる言葉は避け、家族の様子を伝えると喜ばれます。
拝啓
カレンダーも最後の一枚となりましたが、〇〇様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。
この度は、心のこもったお品をお送りいただき、本当にありがとうございました。
さっそく家族皆でいただきましたが、とても美味しく、食卓が華やかになりました。いつも細やかなお心遣いをいただき、感謝しております。これから寒さが本格的になりますので、風邪など召されませぬようご自愛ください。
まずは書中にて、御礼申し上げます。敬具
3. 【友人・同僚】メール・LINEで送る場合
かなり親しい間柄であれば、メールやLINEでも問題ありません。
ただし、感謝の気持ちは丁寧に伝えましょう。
件名:お歳暮ありがとうございました
〇〇さん
お疲れ様です、(自分の名前)です。
今日、お歳暮が届きました!毎年素敵なお心遣いをいただき、本当にありがとうございます。
〇〇さんの選んでくれるものはいつもセンスが良いので、家族も大喜びしています。年末に向けて忙しくなると思いますが、無理せず体調には気をつけてくださいね。
年が明けたら、またゆっくり食事でも行きましょう!まずはメールにて、お礼申し上げます。
お礼状を書く時のワンポイントアドバイス
- 「お返しは不要」と伝えたい場合
両親や兄弟などから高価なものが届き、「これ以上気を使わせたくない」という場合は、お礼状の文末に一言添えましょう。
例文:「今後の季節のご挨拶などは、どうかお気遣いなさいませんようお願い申し上げます」 - 妻(夫)が代筆する場合
夫宛てのお歳暮のお礼を妻が書く場合は、夫の名前の左下に小さく「内」と書き添えます。これで「妻が代筆しました」という意味になります。
まとめ:お歳暮のお礼は「スピード」と「感謝」が大切
お歳暮のお礼についてまとめます。
- タイミング: 届いたらすぐ(当日〜翌日)に連絡。
- 方法: 親しい間柄は電話・メール。目上の方へはお礼状(ハガキ・手紙)を送るのがマナー。
- お返し: 基本的には不要。お礼状を出すことがお返しになる。
お礼状は、形式も大切ですが、何よりも「届きました、ありがとう」という気持ちを早く伝えることが最大の礼儀です。
いただいた品物への感想をひとこと添えるだけでも、相手の方に喜んでいただけます。
この記事の例文を参考に、ぜひ感謝の気持ちを伝えてみてください。
お歳暮のお返しが必要な場合やお礼に関するマナーについてはこちらでまとめてます。


