「引っ越しの見積もりを取ったら、思ったより高かった…」
「いらない家具や家電、どうやって捨てればいいの?」
引っ越し準備の中で最も頭を悩ませるのが、不用品・粗大ゴミの処分です。
実は、引っ越し費用を安くする一番の近道は、「荷物を減らすこと」。
運ぶ荷物が減れば、トラックのサイズが小さくなり、作業員の人数も減らせるため、数万円単位での節約が可能になります。
しかし、捨て方を間違えると、逆に高い回収費用を請求されたり、不法投棄トラブルに巻き込まれたりするリスクも。
今回は、引っ越し時に出る不用品を、できるだけ安く、そして賢く処分するための5つの方法を比較・解説します。
【比較】不用品処分の方法はどれが正解?
まずは主要な処分方法を「費用」と「手間」で比較してみましょう。
| 処分方法 | 費用の安さ | 手間の少なさ | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| ① 自治体の粗大ゴミ回収 | ◎(最安) | △ | 時間に余裕があり、安く済ませたい人 |
| ② フリマアプリ・買取 | ◎(利益) | × | マメな人、少しでもお金にしたい人 |
| ③ 引っ越し業者の引取 | △ | ◎ | 手間をかけたくない人、家電を処分する人 |
| ④ 不用品回収業者 | ×(高い) | ◎ | 急いでいる人、大量にゴミがある人 |
それぞれの特徴と「賢い使い分け」を詳しく見ていきます。
方法1:【最安】自治体の粗大ゴミ回収を利用する
最も一般的かつ、費用を抑えられる方法です。
- メリット:数百円〜千円程度と圧倒的に安い。行政サービスなので安心。
- デメリット:指定場所まで自分で運ぶ必要がある。収集日が決まっており、引っ越しシーズン(2月〜4月)は2〜3週間待ちになることも。
【賢いポイント】
引っ越しが決まったら、真っ先に自治体の粗大ゴミ受付センターへ予約を入れましょう。
「引越し前日に捨てればいいや」と思っていると、予約がいっぱいで捨てられないケースが多発します。
方法2:【利益】リサイクルショップ・フリマアプリで売る
「捨てる」のではなく「売る」ことができれば、処分費用がかかるどころか、引っ越し資金の足しになります。
- フリマアプリ(メルカリ・ラクマ等)
- 洋服、雑貨、小型家電向け。高く売れる可能性がありますが、梱包・発送の手間がかかります。
- 出張買取サービス(セカンドストリート、ブックオフ等)
- 大型家具や家電向け。自宅まで査定に来てくれます。値段がつかなくても「無料引き取り」してくれる場合があり、搬出の手間も省けます。
【賢いポイント】
まずは「一括査定サイト」などで価値があるか確認。
売れ残ると困るので、引っ越しの2週間前までには決着をつけ、売れなかったら自治体の回収に回すのが鉄則です。
方法3:【時短】引っ越し業者に引き取ってもらう
意外と知られていませんが、サカイ引越センターやアート引越センターなどの大手業者は、不用品の引き取り(または買取)オプションを用意している場合があります。
- メリット:引っ越し当日まで使えて、そのまま持っていってもらえる。手続きが楽。
- デメリット:自治体よりは割高になることが多い。対応していない品目もある。
【賢いポイント】
見積もりの段階で「不用品の処分もお願いできますか?」と相談してみましょう。
契約を条件に、処分費用をサービス(無料)してくれる交渉ができる場合もあります。
注意!「家電リサイクル法」対象製品の捨て方
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機・乾燥機の4品目は、法律により自治体の粗大ゴミとして捨てることができません。
これらを処分するには「リサイクル料金」と「収集運搬料」を支払う必要があります。
- 買い替えの場合:新しい製品を買う店で引き取ってもらう(一番スムーズ)。
- 処分のみの場合:購入した店、または自治体指定の業者に依頼する。
- 郵便局振込方式:郵便局でリサイクル券を購入し、指定引取場所へ自分で持ち込む(運搬費が浮くため安い)。
危険!「無料回収」のアナウンス車には要注意
街中を「こちらは廃品回収車です。ご家庭の不用品を無料で回収します」とアナウンスしながら走るトラックを見かけることがありますが、絶対に利用してはいけません。
- トラブル事例:「無料」と言っていたのに、荷物を積んだ後に「積み込み料は別だ」と高額請求される。
- 不法投棄:回収された荷物が山林などに不法投棄され、元の持ち主(あなた)が警察から連絡を受けるリスクがあります。
「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っていない業者が家庭のゴミを回収するのは違法です。
甘い言葉には裏があります。
まとめ:フローチャートで決める「あなたの処分方法」
最後に、状況別のおすすめ処分方法を整理します。
- 引っ越しまで1ヶ月以上ある?
- YES → 「フリマアプリ・買取」でお金に変えることに挑戦。
- NO → 次へ
- とにかく安く済ませたい&自分で運べる?
- YES → 「自治体の粗大ゴミ」を即予約。
- NO → 次へ
- お金がかかっても、手間なく一気に片付けたい?
- YES → 「不用品回収業者」(許可業者に限る)または「引っ越し業者の引取」を利用。
不用品処分は、先手必勝です。
ギリギリになって「捨てられない!」と焦って高い業者に頼むことにならないよう、今のうちから計画的に減らしていきましょう。
身軽になれば、引っ越し費用も安くなり、新生活もスッキリ始められますよ!

