「引っ越しをしたいけれど、初期費用が高すぎる…」
「提示された見積もり金額が適正なのかわからない」
新生活には家具や家電の購入などお金がかかるもの。
引っ越し代金そのものは、できるだけ安く抑えたいですよね。
実は、引っ越し料金は「定価」が決まっていません。
やり方次第では当初の見積もりから数万円、場合によっては半額近くまで安くすることも不可能ではないのです。
今回は、引っ越し業界の裏側を知り尽くした筆者が、誰でも実践できる「引っ越し費用を安くする5つの裏ワザ」と、営業マンに効果抜群の「交渉術」を徹底解説します。
【前提】なぜ引っ越し費用は安くなるのか?
まず知っておくべきは、引っ越し料金の仕組みです。
料金は主に以下の要素で決まります。
- 時期(いつ運ぶか)
- 距離(どこまで運ぶか)
- 荷物量(トラックの大きさ)
引っ越し業者は「トラックの空き」を埋めたいと考えています。
空っぽで走るよりは、安くても荷物を運んだ方が利益になるからです。
この「業者の都合」に合わせてあげることが、安くするための最大のポイントです。
裏ワザ1:時期と時間をズラして「言い値」を避ける
最も効果が大きいのが日程の調整です。
- 繁忙期(3月〜4月)を避ける
- これだけで料金が2倍〜3倍変わることもあります。どうしてもこの時期に動く場合でも、「平日」や「仏滅」を選ぶだけで安くなるケースがあります。
- 「フリー便(時間指定なし)」を使う
- 「午前便」は人気のため割増料金がかかります。業者の都合に合わせて作業開始時間を任せる「フリー便」にすると、料金はガクンと下がります。時間に余裕がある方には最強の節約術です。
裏ワザ2:荷物を捨てて「トラックのサイズ」を下げる
見積もりを取る前に不用品を処分しましょう。
引っ越し料金は「2トントラック」か「3トントラック」かなど、使用するトラックのサイズで大きく変わります。
- 大型家具・家電を減らす
- これらを処分してトラックのサイズがワンランク小さくなれば、数万円単位の節約になります。
- 新居で買い替える方が安い場合も
- 古い冷蔵庫やベッドを高い運賃を払って運ぶより、処分して新居で新品を買った方がトータルコストが良い場合もあります。
裏ワザ3:必ず「相見積もり」を取る(必須!)
1社だけの見積もりで即決するのは絶対にNGです。
引っ越しにおける最強の値下げ交渉材料は「他社の価格」です。
- 最低3社からは見積もりを取る
- A社「5万円です」
- B社「4万5千円です」
- C社「えっ、B社さんが4.5万ですか?ならウチは4万円でやります!」
- このように、ライバルがいることを知らせるだけで価格競争が起きます。「一括見積もりサイト」を使えば、手間なく複数社の概算を知ることができます。
裏ワザ4:長距離なら「混載便」や「帰り便」を狙う
県外への引っ越しなど長距離移動の場合に有効なテクニックです。
- 混載便(コンテナ便)
- 一つの大きなトラックに、他のお客さんの荷物と一緒に積む方法です。到着日は指定しにくいですが、チャーター便より格段に安くなります。
- 帰り便
- 行きは荷物を運んだが、帰りは空っぽで戻るトラックを利用するプランです。タイミングが合えばラッキーな格安プランです。
裏ワザ5:【交渉術】営業マンが「値下げしたくなる」魔法の言葉
いよいよ見積もりの現場です。
営業マンも人間ですから、横柄な態度より「協力的な姿勢」の人に値引きをしたくなります。
そして、彼らが一番欲しいのは「即決」です。
以下のフローで交渉してみてください。
- 予算を正直に、少し低めに伝える
- 「予算は4万円で考えています(実際は5万円までOKでも)」
- 他社の最安値をチラつかせる
- 「A社さんは〇〇円と言ってくれているんですが、御社の評判が良いので迷っていて…」
- 【キラーフレーズ】即決権を行使する
- 「もし、〇〇円まで下げてくれたら、今ここで契約します。他の業者には断りの電話を入れます」
営業マンにとって、手ぶらで帰るのが一番の痛手です。
「上司に確認します」と言わせれば、ほぼ勝ち確です。
注意点:安さだけで選ぶと危険?
費用を抑えるのは大切ですが、以下の点には注意しましょう。
- 追加料金の有無:エアコン脱着工事やダンボール代が含まれているか確認しましょう。
- 補償内容:万が一荷物が破損した時の保険に入っているか。
- 口コミ:安くても「作業が雑」「時間に遅れる」などの評判が多い業者は避けましょう。
まとめ:賢く交渉して、新生活の資金を残そう!
引っ越し費用を安くする5つの裏ワザをおさらいします。
- 時期(繁忙期)と時間(午前)をズラす
- 見積もり前に断捨離してトラックを小さくする
- 必ず3社以上で相見積もりをとる
- 長距離は混載便などを検討する
- 「即決」を条件に最終価格交渉をする
引っ越しは情報戦です。何も知らずに依頼すると相場より高い金額を払うことになりかねません。
まずは早めに「一括見積もり」で相場を把握し、余裕を持って準備を始めることが、一番の節約への近道です。
浮いたお金で、新居のカーテンや家電をグレードアップさせましょう!

