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目上の方へ「年賀状じまい」は失礼?角を立てずに卒業する書き方と文例集

年賀状

「終活の一環として年賀状を整理したい」

「虚礼廃止で、義理のやり取りを減らしたい」

そう思っても、一番のハードルになるのが「目上の方」への年賀状じまいではないでしょうか。

お世話になった上司、恩師、高齢の親戚……。

「突然辞めると宣言したら、失礼だと思われるかも」

「縁を切るつもりだと誤解されたくない」

と不安になるのは当然です。

しかし、近年はライフスタイルの変化により、目上の方に対しても年賀状じまいをするケースは増えています。

大切なのは、相手への敬意を込めた伝え方です。

今回は、失礼にならず、むしろ誠実さが伝わる年賀状じまいのマナーと文例をご紹介します。

そもそも目上の方に年賀状じまいは失礼にあたる?

結論から言うと、丁寧な言葉で伝えれば失礼にはあたりません。

かつては「年賀状を出し続けること」が礼儀でしたが、今は「無理をして続けるよりも、潔く辞退を申し出る」ことも一つの誠意として受け入れられる時代です。

重要なのは、「あなただけに出さないわけではない(絶縁ではない)」と伝えること。

そして、年賀状という形式はなくなっても、感謝の気持ちは変わらないことを示すことです。

角を立てないための3つの鉄則

目上の方に対して、ただ「来年から出しません」と書くのはNGです。

以下の3つのポイントを必ず押さえましょう。

1. 「どなた様にも」を強調する

「あなただから辞める」と思われないよう、「皆様へ一律に」「どなた様にも」という言葉を使いましょう。

「あくまで自分の方針や都合で、全員に対して辞退することにした」というスタンスを示すのが最も角が立たない方法です。

2. 辞める理由を明確に

唐突に終わらせるのではなく、納得感のある理由を添えます。

  • 高齢・体調:「寄る年波を感じ、筆を執るのが難しくなった」
  • 時代の変化:「時代の流れに伴い、SNSやメールへ移行する」
  • 環境の変化:「還暦(や定年)を機に、人生の節目として」

3. 「今後のお付き合い」をお願いする言葉を添える

これが一番大切です。「年賀状は終わりますが、ご縁は切りたくありません」という意思表示として、「今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます」という一文は必ず入れましょう。

【ケース別】目上の方への年賀状じまい文例集

そのまま使える、丁寧な言い回しを集めました。

【定年退職した上司・恩師へ】高齢や健康理由で

ご退職されている目上の方には、自身の年齢や時代の変化を理由にするのがスムーズです。

(新年の挨拶・近況報告の後)
さて 私も還暦を過ぎ 寄る年波を感じるようになりました
誠に勝手ながら 本年をもちまして 皆様への年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことにいたしました
非礼を深くお詫びいたしますとともに 長年のご厚情に心より感謝申し上げます
今後はメールや電話にて 近況を伺えれば幸いです
厳寒の折 くれぐれもご自愛ください

【現職の上司・ビジネス関係へ】デジタル化・SDGsを理由に

現役世代同士であれば、エコの観点やデジタル移行を理由にするとスマートです。

(新年の挨拶・抱負の後)
さて 弊社ではSDGs(環境保全)の観点およびデジタル化推進に伴い 来年よりすべての方への年賀状送付を控えさせていただくこととなりました
誠に恐縮ではございますが 今後はメールやチャット等にて変わらぬお付き合いをお願い申し上げます
本年もご指導ご鞭撻のほど よろしくお願いいたします

【親戚・親族へ】家族の方針として

親戚関係の場合、あまり堅苦しくなりすぎず、家族で決めたこととして伝えます。

(新年の挨拶・家族の様子など)
実は 私たち家族も時代の流れに合わせて 来年より年賀状でのご挨拶を卒業することにいたしました
勝手ではございますが 今後はLINEや電話で今まで以上に連絡を取り合いたいと思っております
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます

送るタイミングは「最後の年賀状」か「寒中見舞い」か

目上の方への年賀状じまいを伝えるタイミングは、主に2つあります。

  1. 今年送る年賀状に書く(推奨)
    「今回が最後です」と年賀状の中で宣言する方法です。相手も翌年の準備をする前に知ることができるため、最も親切で一般的です。
  2. 年明けの「寒中見舞い」で伝える
    年賀状は普通に出し、松の内(1月7日頃)が明けてから寒中見舞いとして「今年で年賀状を辞める」旨を伝えます。「お正月のめでたい挨拶に『辞める』と書くのは気が引ける」という方はこちらを選びましょう。

まとめ:形式を変えて、より良い関係を続けよう

目上の方への年賀状じまいは、勇気がいることです。

しかし、形式だけのやり取りに負担を感じながら続けるよりも、「今までありがとうございました。

これからはメールで気軽に連絡します」と伝える方が、結果として精神的に豊かな関係を築けることもあります。

丁寧な言葉選びさえ間違えなければ、決して失礼にはなりません。

今回の文例を参考に、2025年は自分らしい人付き合いの形を整えてみてはいかがけでしょうか。

 

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